横浜市都筑区・センター北駅前徒歩1分/マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の技術を習得した歯科医師が、精密で確実な治療を行います。
医療法人社団 SED
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横浜市都筑区中川中央1-1-5 YOTSUBAKO 6階
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都筑区センター北駅前徒歩1分の歯医者・スマイル10デンタルクリニック
~虫歯が進行してしまった歯を残すため~
毎日のセルフケアを頑張っていても、残念ながら虫歯が進行してしまうことがあります。
軽度の虫歯であれば、患部を削りかぶせ物や詰め物を入れて治療することができますが、虫歯が重度に進行してしまい、虫歯の原因菌が歯の奥(根っこ)まで達してしまうと治療自体が難しく、最悪のケースでは歯を抜くしかありません。
重度の虫歯に対して、「歯を残すための根っこに対する治療」を「根幹治療」と言います。
SMILE10デンタルクリニックでは、専門の教育・研修を受けた歯科医師が、根幹治療を行い、皆様の歯をできる限り残すための治療を行っています。
~虫歯が進行してしまうと、最悪は歯を抜くことに~
虫歯の進行状況によって治療する内容も変わってきます。
虫歯は歯の表面から進行し、放っておくと段々と歯の内部まで侵食していきます。
歯は上の層から「エナメル質」「象牙質」「歯髄(歯の神経)」となっています。初期や象牙質までの虫歯であれば詰め物やかぶせ物による治療となりますが、虫歯が歯髄(歯の神経)まで到達してしまうと、歯の神経を抜く治療を行うことになります。更に虫歯が進行すると、歯の神経が壊死してしまい、歯の根の部分に膿が溜まって激しい痛みを起こします。
虫歯が(C3)~(C4)の「歯の根っこ」まで虫歯が進行した場合に行う治療が、「根幹治療」です。
根幹治療では、歯の根で壊死してしまった歯髄、汚れてしまった歯の根をきれいに取り除き掃除をしていきます。この処置がしっかりとできていないと、歯の根に溜まってしまった膿がなくならないため、精密で丁寧な治療が必要になります。
根幹治療では、壊死してしまった歯髄をきれいに取り除き掃除をしていきます。
虫歯の原因菌に汚染されてしまった歯髄(歯の神経)を取り除いていき、歯髄を取り除いたあと、歯の根っこに専用の消毒薬を入れ、かぶせ物用の土台を設置しかぶせ物を装着し、治療が完了します。
この根幹治療は、歯の表面や浅い部分の虫歯を削る治療と違い、複雑で見えづらい歯の奥の奥まで患部を除去していきます。しかし、歯の根っこの中は直線ではなく、一人ひとり形状が違い、歯の奥は暗く非常に見えづらいため、歯科治療の中でも難易度の高い治療です。
そのため、根幹治療は歯科医師の「勘」や経験に頼っていたところがあり、これまでは安定した治療結果が得られないことがありました。
✅歯の根っこの治療は、歯科治療の中でも難易度の高い治療
✅歯の根っこの患部をしっかりと綺麗に掃除しないと再発する恐れがある
✅保険適用の根幹治療では、良い薬剤や治療法を選択できない
歯科治療の中でも難易度の高い根幹治療を行うには、2つのポイントがあります。
1.歯の根っこの患部をきれいに除去するための精密な治療
2.保険適用ではできない治療法・機器・薬剤を使用することで歯を永く残す
根幹治療は保険が適用される治療ですが、使用する機器・薬剤等は厚生労働省が指定するもの以外は使用できません。保険適用であるため患者様としてコストを抑えることはできますが、「歯を永く残す」点から見ると、最新・最先端の機器や薬剤が使用でき「歯を永く残す」ことができる自費治療も選択の一つとなります。
SMILE10デンタルクリニックでは、根幹治療によって患者様の歯を永く残していくため、最新の精密顕微鏡「マイクロスコープ」を使用し、暗く見えづらい歯の奥の患部をしっかりと丁寧に除去しています。
精密治療を可能にするマイクロスコープ
「マイクロスコープ」と聞いても、多くの人はピンとこないかもしれません。それもそのはず、2009年時点で、歯科医院の2~3%、現在も約5%ぐらいしか普及していないといわれている医療機器だからです。
マイクロスコープとは、簡単にいうと医療に使う顕微鏡のこと。解像度の高いCCDカメラで映した画像をパソコンやテレビに映し出して診ることができます。
テレビによく出演されている「神の手を持つ脳外科医」と称される、福島考徳先生(現:現在カロライナ脳神経研究所、デューク大学・ウエスト・ヴァージニア大学教授)が手術を行う際に覗き込んでいるものがマイクロスコープです。
拡大した画像をモニターで確認できます
<マイクロスコープで出来ること>
●肉眼では見えない部分まで確認できる
●精密で予後の高い治療が可能
●治療の幅が広がり歯が保存できる可能性が高まる
マイクロスコープを使うと肉眼の2倍から24倍に拡大して診ることができるため、より正確でより精密に、より安全に治療が行えます。
これまで肉眼でも拡大鏡でもまったく見ることができなかった歯の内部から歯周組織、歯の切削面など、さまざまなお口の中の状態が、まさに手にとるように確認できるのです。
これまで肉眼でも拡大鏡でもまったく見ることができなかった根管の内部から歯周組織、歯の切削面などさまざまなお口の中の状態が、まさに手にとるように確認できるのです。
例えば、歯の根っこを治療する場合、マイクロスコープを使えば肉眼では見ることができない部分まで確認でき、より繊細な処置と治療が可能になります。また、歯を削る場合でもマイクロスコープを使いながら詰め物をすると、使用しない場合に比べて詰め物がとれたり、虫歯になったりする確率が低くなります。
「平均寿命が80歳」、「歯の寿命が60歳」となると、60歳以降の20年以上の時間を、健康で快適に、そしてアクティブに生きることが困難になってしまいます。
歯の寿命を延ばし、シニア世代を快適に送る手立てはないのでしょうか?
実は、60歳までに受ける治療で、歯の寿命を延ばすことは十分に可能なのです。
ではまず、どういう理由で「歯」は失われていくのでしょうか?
その大半は「むし歯」や「歯周病」ですが、実際に私たちの医院に相談に来られる方や、各種データによると「銀歯の再治療」によるものが多いのです。
銀歯の再治療とは、右の写真ように、一度詰めた銀歯の中が虫歯になることです。
銀歯の平均試用年数は6.9年と言われています。
銀歯と支える歯をつけるためのセメントが、唾液やお口の中で発生する電流で溶け出し、スキマが出来てしまいます。そこから虫歯が再発してしまいます。(2次カリエス)
二度目以降の虫歯治療では、削る部分も大きくなり「神経」を取る治療が多くなります。
神経を取った歯は、もろくなるため、やがて歯の根っこが割れたり、折れたりすることで「抜歯(歯を抜く)」という運命をたどることになります。
Point!「歯」を長く残していくために、「神経を残す」ことが重要です。
「歯を守るため」に大事なこと、それはできる限り歯を削らないことです。
歯は一度削ってしまうと、二度と自然再生することはありません。
そのため、当院ではできるだけ削らない治療を行うため、全国でもまだまだ普及していない最新のマイクロスコープを導入し、患部(虫歯)を確実に正確に削っています。
精密な治療により、「できるだけ削らない治療」を心がけ常に患者様とコミュニケーションをとりながら、ギリギリまで諦めない治療を行っていますので、安心してお任せください。
マイクロスコープを使った精密治療は、難易度の高い根幹治療だけでなく、歯科治療全般の質を向上させていきます。
特に質や精度、仕上がりを向上させる治療の一つが、かぶせ物や詰め物です。
口の中は基本的に暗く見えづらい環境です。歯の治療では、できるかぎり明るく見えやすくして治療を行いますが、限界もあります。
しかし、暗く見えづらいお口の中でも、肉眼の8~20倍の精度を持つマイクロスコープを使うと、患部をきめ細かく細部まで見ることができ、かぶせ物や詰め物を設置するための治療精度が飛躍的に向上します。
しかし、暗く見えづらいお口の中でも、肉眼の8~20倍の精度を持つマイクロスコープを使うと、患部をきめ細かく細部まで見ることができ、かぶせ物や詰め物を設置するための治療精度が飛躍的に向上します。
✅歯を削る範囲を少なくできる
✅光で固める強力なセメントで接着することができる
(銀歯は光を通さないため、このセメントが使えません)
✅変色がない
✅金属アレルギーの心配がない
✅見た目も自然で美しい
精密治療で正確に削った歯の表面は非常に滑らかで、患者様の歯にジャストフィットする補綴物(かぶせ物や詰め物)をつくることができます。
見た目の仕上がりも良く、末長く歯を残すことができます。
◇セラミックを用いた治療はこんな方にオススメです!◇
✅歯を白くしたい
✅歯の形が気になっている
✅銀歯が気になっている
✅短期間で歯並びを整えたい
マイクロスコープを用いることで、8~20倍に拡大した視野で精密な治療を行うことが可能です。
当院では「できるだけ削らない治療」を行うため、マイクロスコープを使用して虫歯の部分のみを確実に削っています。
これにより、深い虫歯でもギリギリまで削れるようになり、歯を残せる可能性が飛躍的に高まりました。
また、これまでの感や経験に頼った肉眼での治療と比べて、マイクロスコープがもたらす精密治療は、セラミックなどの修復物の適合が格段に良くなります。
マイクロスコープ治療動画>クリック
マイクロスコープを使うことで、セラミックやジルコニアなどを用いた審美歯科治療の仕上がりも大きく向上します。
お口の中は暗くて見えにくく、その状況で小さな歯を削らなければなりません。
マイクロスコープを使うと非常に細部の状態まで確認でき、歯科医師からすると、あたかも巨大な歯を削るごとく緻密な治療ができるのです。
~マイクロスコープを用いた審美歯科~
・歯を削る範囲を少なくできる
・光で固める強力なセメントで接着することができる
(銀歯は光を通さないため、このセメントが使えません)
・変色がない
・金属アレルギーの心配がない
・見た目も自然で美しい
削った歯面は非常に滑らかになり、患者さまの歯にジャストフィットする補綴物(かぶせ物や詰め物)をつくることができるので、見た目の仕上がりも良く、末長くお使いいただけます。
◇審美歯科はこんな方にオススメ◇
・歯を白くしたい
・歯の形が気になっている
・銀歯が気になっている
・短期間で歯並びを整えたい
スマイル10のセラミックは
すべてオールセラミック>クリック
みなさんも「予防歯科」という言葉を聞かれたことがあるかと思います。
虫歯や歯周病などの悪い歯を治すことは重要ですが、それ以上に虫歯や歯周病をつくらない歯をつくることも重要です。
当院では、虫歯や歯周病を防ぐ"ヘルスプロモーション(予防歯科)"に力を入れています。
総院長である山口は、もともと予防歯科を専門とし、長年に渡って患者様のライフステージに合わせた虫歯・歯周病予防に努めてきました。
私達の考える「ヘルスプロモーション」とは、お口の中を健康な状態に保ち、大切な歯を守るための予防歯科治療です。
たとえばエアフローを使った歯のクリーニング、歯ぐきのマッサージなどでお口の中の汚れを落とし、虫歯や歯周病を防ぎます。治療後はお口の中に爽やかさが広がり、本来の白さと美しさが蘇ります。
ご自身の大切な歯を末永く守り、豊かな食生活を維持するお口の環境を作るため、予防歯科を始めてみませんか?
詳しくはこちらをクリック
SMILE10デンタルクリニックでは、虫歯が進行した患者様であってもできる限り歯を残すため、精密で正確な治療を行っていますが、あくまで対症療法です。
歯を永く残すために最も重要なことは、日ごろのメインテナンスです。
メインテナンスは、皆さんのお口の健康な状態を維持し、虫歯や歯周病の発生や再発を防止することが目的です。
1.お口の検査
新しい虫歯ができていないか、歯周病の兆候がないか、きちんとセルフケアができているかを検査します。
2.PMTC:お口のクリーニング
PMTCとは、「プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング」の略で、プロフェッショナルである歯科衛生士による専用の医療機器を使った歯のクリーニングです。
3.歯石取り
専用の医療機器を使い、普段のセルフケア(歯磨き)では取ることの難しい歯石を除去します。
4.口腔衛生指導
お口の中のプラーク(歯垢)の付着状況を検査します。
患者様お一人お一人に合ったプラークコントロールの方法をご案内します。
5.フッ素塗布
検査の結果、虫歯になりやすいと診断した場合は、歯にフッ素を塗布して虫歯予防を行います。
その他・・・
皆さんのお口、歯の状態により、必要に応じて各種検査や必要な治療を行います。
みなさんの大切な歯とお口の健康を守るため、定期メインテナンスを受けましょう。
医療法人社団SED 総院長の山口です。
8年前にマイクロスコープの治療に出会った時には大きな衝撃と感動がありました。術者として経験や勘で行っていた治療を、目で確認して行えることはもちろんですが、実際に患者さんの予後が格段に違う事を実感したからです。
現在、国内ではマイクロスコープを導入している医院は5%程度。導入が進まない理由は、資金的な問題と技術習得に必要な時間と労力を必要とするからと言われています。
当院では最善の治療を提供するために、いち早く機器を導入し、全ての歯科医師がトレーニングを受けています。
当院は「患者様の10年後の笑顔」を考えた治療コンセプトで、定期的な予防(PMTC)や衛生士によるブラッシング指導に力を入れています。しかし、すべての「健康」や「美しさ」を支える土台は、やはり確かな治療です。健康で若々しい今、どのような治療や定期的なメインテナンスを行うかで、60歳以降の健康や美しさが決まります。
80歳でもご自身の歯で美味しく快適に食事や会話を楽しめる、そうした人生をサポートさせていただきたいと強く願っています。
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